ニューヨークでドル買い戻しが一巡したことで、今日の東京市場は “一服” と思いきや、午後になるとユーロドルは一時1.5652ドルと最高値更新に、ドル円も再び99円台(99円84銭) を付けるなど、ドル売り圧力を再確認させられた思いです。 これからの売買で、節目とするレートをどこに置くか? ・・・ ｢100円ちょうど｣ それとも ｢99円台｣ に? ・・・ デイトレで取引する腕の見せどころですネ!　
雷が鳴り響く東京都心、それでもこの不毛のドル安、卒業旅行する学生には “Happy” で、とりあえず良しとしておきますか!?　
ところで、1ドル99円台という急激な円高(ドル安)に、連日TVニュースには外国為替市場で金融機関取引を仲介する外為ブローカーの12年前の映像が流されたり、新聞紙上では1ドル79円75銭(4/19/95)という過去最高値をつけた当時と比較した解説も掲載 ・・・ 過去を回想するきっかけになって、懐かしく思い出した方も多かったのでは!?

それにしても、映像で見るインターバンク市場の仲介業者は、電子ブローキングの台頭で、明らかに12年前と今ではテーブルの大きさが小さくなり、そこで働くブローカーの数も減ってましたネ。 そのぶん外国為替証拠金取引では、いわゆる “短資系” 業者の活躍が目立ってきてますネ!? ・・・ やっぱり、外国為替取引のノウハウを知り、”ノストロ・リスク”(*) もちゃんとヘッジできて、資本力を背景に事業展開する会社は安心ですよね。
(*) ｢隠された収益≠円高で目減りの悲劇｣3/9/08UPで解説

☆ 今夜の要人発言と主要経済指標 ☆
□ (US)消費者物価指数 (21:30)
□ (US)ミシガンU消費者信頼感指数 (23:00)
■ (US)バーナンキFRB議長講演・テーマ｢持続可能な住宅保有の促進｣ (26:00)
。。。 Tokyo Financial Market Summary 。。。
14日 TKY (17:00) 1ドル=100円25-30銭、一時99.84。1ユーロ=156円30-35銭。1ユーロ=1.5585-90ドル、一時1.5652とユーロ導入来高値更新。1ポンド=203円85-90銭。人民元は「中間値」1ドル=7.0882元と切り上げ後の高値更新。 日経平均株価終値: 191.84円↓の12,241円60銭と連日で昨年来安値更新。 [byFXSPOT.NET]