新しい新聞・タブロイド版 “日経ヴェリタス”を手にしました ・・・ 創刊号の一面は、私も好きなCartier店も映った銀座中央通りの写真を紙面1/4のスペースを使って載せ、有力投資銀行の不動産投資部門統括者らが 「日本で1兆円の不動産投資を今年予定している」 ・ 「うちは2兆円」 ―― と結構強気なコメントも 「JAPAiN論者には見えないニッポンの価値が、”JAGAiN”(収益が得られる日本)に息づいてる」 ―― とまとめられてます。
不動産投資にうとい私ですが、まずは明るい記事を1面に載せ、”日本は捨てたもんじゃない” と景気のいい話題を持ってきた創刊号には好感が持てました。ただ、世界有数の高級商業地 “銀座” や都心地をめぐる外資系の話で、地方や日本の機関投資家なんかは、いつまで “様子見” ですか?
また、金融投資で難しい 「売り時」(決済) の決断について、500人アンケートも掲載されてました。外国為替証拠金取引や株式投資の経験がある人たちで、損切り額を事前に設定するのは1/3、益出しでは1/4 ―― だったようです。 「損切り」の目安は5万円未満が28%で、女性の回答者には 「外食1回分やお祝い金1件分など、モノやサービス価格と比較」 して “額” を決める ―― という基準・心理が可笑しかった!
利益が出ている場合には、若干気が大きくなるようで、「損切り設定額の2倍」 を目標にする人も多く、なかには 「個人がプロに勝てる唯一の基準は無期限一本勝負!」 ―― な~んて言うコメントもあったとか! ・・・ 私も、つい “損切り” という単語を脳裏から削除してしまって、まったく別世界のステージのポジションを保有してしまうこともしばしば ・・・ ですが、欲張らずに、冷静に資産運用を心がけたいと思ってます。