いや~あ、スゴかったですネ! 9:23頃から “97円台後半⇒96円半ば(96.56)” までのドル急落と、10時の仲値を目指し再び97円半へドル買戻し ・・・ ポンド円は194.93円へ急落で5円超の下落幅に、ユーロドルは1.5841ドルと最高値更新(11:00現在まで) ・・・ FRBの公定歩合緊急利下げ(0.25%↓)も、次期日銀総裁人事の混乱も、ドル安の流れは止められそうにありませんね!? これで銀行ディーラーも外為ブローカーも、昼食はオフィス内でお弁当ですネ。また、1995年8月以来の96円台突入で、日経平均株価も1万2000円を割り、一時510円超(11,724.34円)の急落。
さて、「ドル安」相場で、”悲鳴” がさまざまなところで聞かれてるようです ・・・ 国際海運の世界では、運賃はドル建てだそうです。かつてはポンドが併用された時代もあったようですが、半世紀以上ドルで決済され、見直しも浮上(日経新聞/17日)。
ドル⇔円など外国通貨を交換する取引が外国為替ですが、「円」 を単位とした通貨制度は新しい産業 “化学工業” を生んだ! ・・・ というコラム「けいざい楽校」(日経新聞/17日) を目にし、外国為替取引から派生する “興味” の幅が広がる思いがします。 その内容を一部抜粋すると・・・
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最近話題を集めた 「1880年(明治13年)発行の “旧2円” 金貨が3210万円で落札」 された近代貨幣の発行が、日本の化学工業の誕生にも影響を与えていた ―― 欧米各国の貨幣に比べ重さや品位がバラバラで見劣りしていたため、近代貨幣を造ることになり、当時大阪遷都論があったことや水運の便のよさから大阪の旧淀川沿いに造幣工場建設を決定 ―― さらに、金貨や銀化の製造には貴金属の洗浄に硫酸が必要で、造幣工場内に自ら生産することになり、この硫酸 (化学肥料・火薬・カセイソーダなどの原料で、石鹸・化学繊維・ガラス製造に不可欠) が日本に化学工業を誕生させる基礎となった ―― 2003年に独立行政法人となった造幣局は、貨幣以外に国の勲章や七宝焼きを生産・販売してる――。
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「円」 や 「日銀」 など、為替のキーワードが目に入ると、海運の内情や化学工業の歴史など興味のないトピックも、つい読んでしまったり、案外スンナリ入っていけるのは、外国為替取引してるおかげですかネ!?
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