行天元財務官がインタビューで…


行天豊雄氏(国際通貨研究所理事長/元財務官)は、最近の円相場の動向について 「対ドルでは円高傾向にあるが企業の取引通貨を加重平均した実効レートでみれば、依然として相当な円安水準にある――」 とロイターとのインタービューで述べ、また 「”円高を望まない日本経済の体質” も問題点に挙げ、日本の為替当局あるいは日本人の間で、貿易立国である日本では、輸出に打撃となる円高は良くないという価値観が浸透している――」(ロイター/一部抜粋) と指摘。
・・・ 実際、テレビ・新聞でも円高が進むと輸出企業の業績悪化懸念を報じ、ときには不安を煽っているのかな? と感じることさえあります。
外国為替証拠金(FX)取引でも、個人投資家の多くが必ずと言っていいほどドル円やポンド円などの通貨ペアで、”BUY” から入る 「円売り取引」 をします。 せっかくリスクテークに積極的になってリターンを上げようとFX取引を行ってるはずの個人投資家でさえも、円高を抑えようとする取引には違和感を感じます。
行天氏が言う 「実効レートで依然として円安水準」 であるならば、“近い将来に日銀新総裁が決まれば、市場は 「ドル売り円買い」 で “新生・日本銀行” を試す 「揺さぶり」 を仕掛ける向きが出る!” とそんなシナリオを私的に予想しちゃいます。
・・・ そんなシナリオで、ドル円は再度95円をトライする展開も、十分ありえるのでは? ・・・ “円が買われ、その資金が日本株に向かう好循環” を夢見るこのごろです。
……………… Tokyo Financial Market Summary ………………
02日 TKY (17:00) 1ドル=101円90-95銭、一時102.34。1ユーロ=159円10-15銭。1ユーロ=1.5610-15ドル。1ポンド=201円85-90銭。 日経平均株価終値: 532.94円↑の13,189円36銭。 2日の米国では、証券大手ベアー・スターンズ支援で、FRB融資で損失出れば国が保証…財務長官が確約したとされる “救済の是非” を巡る今後の市場の反応に、FRB議長の議会証言が注目されます!
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