「外国為替市場で個人投資家の円買い・ドル売りの持ち高比率が上昇」 ・・・ 日経朝刊 “マーケットウオッチャー” は、「外国為替証拠金(FX)取引する個人投資家の投資スタイルの変調が、一段の円安を抑える要因となる」 とその可能性を解説 ・・・ このコラムでは、これまで個人投資家の動向はワンフレーズぐらいであったものが、なんと今朝は7段抜き! ・・・ その一部を抜粋すると・・・
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「一般的だった金利収入に着目した取引スタイルが、円が急騰した3月半ばから、個人投資家のドル売り持ち高の比率が、1割前後から今でも3割台で高止まり ―― 日米の政策金利差の縮小でスワップ金利の収入の魅力は低下 ―― 金利差損を気にせず、為替相場の値動きでさやを抜こうとドル売りの持ち高を膨らませる個人投資家が増えている――」
「ドル先安観も個人投資家のドル売りを後押しする。国内の機関投資家が新年度入りに伴い、外債などでの運用でドルを買う動きを強めている一方で、個人投資家のドル買いはまばら。外貨建て投資信託の販売が低調なのもその証しだ――。来週の米系金融機関の1-3月期決算発表が控え、新たな追加損失などで金融不安が高まるようだと、個人のドル買いに様子見ムードが広がり、ドル売り持ち高の比率を増す個人投資家が、円を下支えする存在になるかもしれない――」
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・・・ この動きが本物になれば、個人投資家は本格的な “ディーラー” に近づいちゃいますネ! 頑張れデイトレーダー!
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[07日夜のBlog] ― ドル買い拍車は季節要因? ―
久しぶりに機関投資家パワーを見せ付けられましたネ! ・・・ 新年度の新規の外貨建て運用スタートで、「円売り/外貨買い」 という季節要因とはいえ、欧州勢が入っても円買戻しが見られず、ドル円は101.52⇒102.85。 金融不安の後退という機運が高まれば、このまま “ドルの底入れ” さらにドル買いに拍車がかかる流れに ・・・ となるか?
いえいえ、ドルは対ユーロで軟調(1.5628⇒1.5734)ですし、週半ばの日欧金融政策委員会開催や週末のG7、来週の米国金融機関の1-3月期決算発表を控え、これから連発で発せられそうな当局の発言や憶測で、まだまだ不安定な為替相場が続きそう? ・・・ に思えるのですが!
ところで、明日にかけて東海・関東では強風・落雷・竜巻・突風・波・ひょうにもご注意! なんていう天気予報ですが、寒気を伴う大気の不安定が金融市場にも影響を与えなければいいのですが!
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