「円売り/ドル買い」一辺倒の流れが変わった昨年の夏、今では逆に「ドル売り」から入る取引に慣れてきた個人投資家も多いのでは!?
昨年の大型連休前といえば、いけいけドンドンでドル円もユーロ円も “BUYモード全開” ・・・ ≪07年4月20日東京市場は、(17:00) 1ドル=118円60-65銭(118.43~83)。1ユーロ=161円60-65銭。1ユーロ=1.3610-15ドル。1ポンド=237円90-95銭。1ポンド=2.0040-45ドル。日経平均株価終値=80.65円↑(17,452.62円)≫・・・ ドル円はここから、1ドル=124円14銭(6月22日 / 02年12月以来の円安)までまっしぐら!
ある大手の外国為替証拠金取引会社では、過去1年間で、最も儲けた顧客は “5億円” ・・・ 逆に損は3億円、そしてなかには150万円の証拠金で5000万円を儲けた顧客もいたとか! ・・・ でも、為替差益で着実に利潤を上げる顧客の割合は、多くても1割だそうです。 そして儲けるコツは、どういうわけか利益分をこまめに出金する顧客 ・・・ なんていう話を、最近耳にしました。
さて、先週はドルが買い戻され、「そろそろかな?」 と再びBUYモードが頭をよぎった方もいらっしゃるのでは!? それでも、「これから90円近くまでドルは売られ、アメリカの新大統領が就任するころからはドル急騰で、来年の今頃は130円」 な~んていう長期の相場展開を思い描いてる個人投資家もいて、もちろん、長期・中期・短期・スキャルピング(*)と取引スタイルによっても、マーケットの見方は違うでしょうが、十人十色だな! って思ってる週の始まりです。
ところで、”BIG” がビックに52億円と増殖中! ・・・ 「第329回ビッグ」(日本スポーツ振興センター)で1等当せん金の6億円が “一口” 出たうえ、さらにキャリーオーバー発生中で、次回繰越金は過去最高額の52億円! になっているようです。今週も「買うしかないっしょ!?」と周りから聞こえてきます。
(*) 【スキャルピング(Scalping)】
デイトレーダーの手法で、わずかな利幅を狙い、短時間で売買を繰り返すこと。順張りが基本で、サポートラインなどのブレイク時や経済指標を待って、秒・分単位で売買を行う。私的にはお勧めできない取引手法のひとつ!
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[20日のBlog] ― 米国で 「ドルお断り」? ―
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