◇ ガソリン暫定税率が1日出荷分から復活 ◇
改正租税特別措置法が衆院本会議で、与党の3分の2以上の賛成多数で再可決・成立 ・・・ 参院送付後60日以内に議決しない場合は否決とみなす憲法59条の規定を56年ぶりに適用した。(NikkeiNet) ・・・ これでガソリンは明日以降、約30円(暫定税率分25円＋上昇分5円)値上げされることに! ・・・ 注視したいのは、いつ 「”暫定” 税率」 は廃止されることになるんでしょうネ?　ガソリンが枯れるまでこの “暫定” は続くことになるの?!
◇ 104円台前半と後半に “売りオーダー” ◇
さて、ドイツの4月失業率は市場予想を上回り、英国ネーションワイド住宅価格指数 ・ ユーロ圏の4月CPIは市場予想を下回り、4月ユーロ圏の消費者物価上昇率は3.3％(前月は3.6％)と減速 ・・・ 発表される欧州の経済指標は弱くユーロやポンドが売られるなどして、一時はドル円もクロス円につれ安だったロンドン市場 ・・・ FOMCの声明文公表を控え、いまはドル買い戻しも一巡して、ドル円では104円台前半と後半に “売りオーダー” がずらりと並んでいるそうです。
市場予想の範囲内の声明文の内容であったり、もしかすると市場特有の 「材料出尽くし」 で、”ドル売り優勢” な～んてことにもなりかねず、個人投資家もポジション調整したうえでイベントを迎えたいですネ!
・・・・・ Tokyo Financial Market Summary ・・・・・
30日 TKY (17:00) 1ドル=104円00-05銭(103.70~104.21)。1ユーロ=162円00-05銭。1ユーロ=1.5570-75ドル。1ポンド=204円25-30銭。 日経平均株価終値: 44.38円↓の13,849円99銭。
BOJは政策金利の誘導目標を現行の年0.5％に据え置きを決定。展望リポートでは、GDP成長率を下方修正。景気の現状については減速していると基調判断を弱めた。

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[29日午前のBlog]
― すでに市場は「Yes」で不安な夜 ―
ＮＹＫでは、住宅価格指数は過去最大の下落率、消費者信頼感指数は03年3月以来の低水準でドル売り先行も、”利下げ休止観測” からドル買い戻しが優勢に ・・・ FOMCを控え市場の反応は限定的で様子見ムード。
ＦＲＢは、07年9月からこれまでにフェデラルファンド金利の誘導目標を3％引き下げてますが、今日のFOMCのあと予定される声明で、「インフレ警戒姿勢を打ち出すか?　利下げ休止を示唆するか?」 に注目の的が絞られるも、すでに市場は “Yes” で織り込み済み? ・・・ ユーロ圏の弱い経済指標でユーロもポンドも動向が気になるところで、チョッピリ不安な今夜ですネ!