NZDは70円、AUDは90円割れ?


「為替動かす “不人気投票”」 ・・・ こんな見出しの記事が、今日の日経ヴェリタスに掲載されてました。 「積極的な買い材料より売り材料に反応しやす市場」 で、”円” の見方も興味深い言い回しで紹介してました。 一部抜粋すると・・・
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これまで個人投資家にも人気だったAussieやNZドルなど “資源国通貨・高金利通貨に逆風” が ―― 目先下値を探る展開で、NZドルは対円で70円割れ、豪ドルについては90円を下回る水準を意識する参加者も出始めた。
過去には、世界同時株安となった06年5月や07年2月、同8月 ―― 投資家がリスクを減らすため、高金利通貨買いの取引を巻き戻す動きが広がった。 今回も似た側面があるが違いもある。 高金利国でも景気が減速し、金融政策が緩和方向に向かうという “教科書通り” の通貨売り材料がある点だ。
個人はどう対応したらよいのだろうか? ―― FRBの利下げ観測が強まったり、商品相場の調整がどこまで進むかによっては、Aussieなどの下落に歯止めがかかる可能性も? RBAが19日に公表する8月の議事要旨は、先行きを占う手掛かりになりそうだ。

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世界経済が不安要因を抱える中、外国為替市場は 「不人気投票」 の様相を強めている。 高金利通貨やユーロはドル下落不安の裏返しで上昇期待が膨らんでいた分、反動も大きい。 足元で堅調なドルも信用不安の火種を抱えており、”不人気” では引けを取らない。
次に売り材料が出る通貨はどれかという視点でみると、円には意外に不安材料が少ない。 海外投資家にとって景気の弱さは日本経済の 「習い性」 で意外感はなく、利下げの余地も少ない。 日本人の目には低金利と低成長で魅力に欠ける円だが 「失点の少なさ」 が景気後退下の意外な通貨高を招く可能性もある。 [日経ヴェリタス/一部抜粋]
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夏休みを海外で過ごされ、渡航先でクレジットカードをフル活用されてた方にとっては、これから1~2カ月の円の動向が気になるところでしょうが ・・・ さて、お盆明けの明日の東京外国為替市場 ・・・ 機関投資家や銀行ディーラーがマーケットに戻って、”資源国通貨・高金利通貨” や下落を続けるユーロに変化が見られるか!? 注目ですネ。


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