FRBが景気下方修正? そして英国の緊急予算案


前日に続いて欧州の金融機関の財務不安が再燃し、また5月中古住宅販売件数で弱い数字が嫌気され欧州株価は下落。 一方、2年物国債入札が順調で、中長期債利回りは低下し、円は対ドルで堅調(90.33~79)も ・・・ 注目してたポンドは買われましたネ(*’-^)☆
昨夜のBlogのお約束どおり、英国の緊急予算案を検証 ・・・ まずは、市場からの信認回復を狙った緊縮財政へ転換が功を奏し、思惑通り(?) マーケットは好感してポンド買い。
・・・「10年度は1490億ポンドの赤字を15年度には200億ポンドに削減、実質成長率は10年の1.2%から15年は2.7%に持ち直す」 とバラ色の予測を披露(^_-)☆
◇ 付加価値税(消費税に相当)の基本税率を2011年1月に2.5%上げ20%に! ・・・ 低所得層の不公平感を和らげるため、所得税の課税最低限を引き上げ。
一方、高所得者層を対象に資産譲渡益課税を引き上げるなど富裕層の負担増を盛り込む。
◇ 銀行新税(11年導入)などの増税策と子供手当や福祉給付カットなどの歳出削減を組み合わせ、10年度に10%を超える財政赤字のGDP比率を15年度までに1%に下げる。
◇ 法人税の基本税率を14年までに28%から24%に引き下げ。
(日経/一部抜粋)
・・・ そして、「連立与党が議会の過半数を握る英国では、財務相の一存で増税も即日実施できる」 っていうのがスゴイですよネ!  日本の税制改革・消費税引き上げへの環境整備は、どうなってくんでしょう┐(-_- )┌?
ところで、「FRBが景気見通しを下方修正するかも」っていう見方があるようですよ。 今夜の US 27:15 FOMC の注目度が俄然上昇┐(´.`)┌?
◇.。・+゜゜+・。 NYK Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
     (22日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (08:00)
USDJPY = 90.77-80 ⇒ 90.55-60 ⇒ 90.55-60
EURJPY = 111.81-85 ⇒ 111.10-15 ⇒ 111.10-15
GBPJPY = 133.80-85 ⇒ 134.10-15 ⇒ 134.15-20
EURUSD = 1.2315-18 ⇒ 1.2270-75 ⇒ 1.2270-75
◇ ダウ工業株30種平均終値: 148.89↓1.43%(10,293.52)。 ナスダック: 27.29↓1.19%(2,261.80)。 S&P500: 17.89↓1.61%(1,095.31)。 FTSE百種総合株価: 52.13↓0.98%(5,246.98)。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近7月物終値: 77.21ドル/バレルと反落。 金COMEX8月物終値: 1240.8ドル/tozと反発。

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