FRBはFOMCで、Federal Fundの誘導目標を据え置き、そして声明文(*)では、「雇用や住宅市場の回復ペースが鈍い」 と景気判断を下方修正。 「インフレは低下傾向にある」 と物価上昇率の低下リスクも示唆され、「年内利上げ消滅」の見方から長期債の利回り低下が意識されちゃって、日米金利差縮小の連想から対円でもドル売り進行(^_-)☆
(1)「異例の低金利は長期間続く可能性が高い」 との表現を維持。
(2)「経済活動は引き続き強まった」 ⇒ 「回復が緩やかな状態は当面続きそう」 と4月の声明からトーンダウン。
(3)「インフレは低下傾向にある」 と指摘し、マーケットは意外感をもって受け止め。
(*)Press Release:
http://www.federalreserve.gov/newsevents/press/monetary/20100623a.htm
“believed that continuing to express the expectation of exceptionally low levels of the federal funds rate for an extended period”
しかも、住宅関連指標は弱い数字 ・・・ 住宅減税がなくなって、22日の5月中古住宅販売件数が3カ月ぶりに減少したのに続き、5月新築住宅販売件数は過去最低水準 ・・・ 「住宅市場が低迷すれば、GDPの7割を占める個人消費を懸念」(日経)する見方も出て、「ドル安 ⇒ 株価上昇 ⇒ ユーロ高」に┐(´.`)┌
・・・ そんなNY市場の流れを引き継いだ午前の東京市場だけど、ドル円の大台が替わっただけで、なんかこのまま円高進行しちゃって、そのあと日本の金融当局はどうする!? ってワクワクしてきちゃうのは私だけですかo(^-^)o
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
(23日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (11:20)
USDJPY = 90.43-46 ⇒ 89.80-85 ⇒ 89.90-95
EURJPY = 111.16-20 ⇒ 110.55-60 ⇒ 110.90-95
GBPJPY = 134.50-55 ⇒ 134.30-35 ⇒ 134.80-85
EURUSD = 1.2290-93 ⇒ 1.2305-10 ⇒ 1.2335-40
◇ 日経平均株価(11:00): 16.67△0.17%の9,940.37円。 TOPIX: 1.05△0.12%の881.89。