Moody’sの「スペイン格下げ検討」報道で、一時ユーロが売られる場面もあった午後だけど、きょう、米10年債利回りが3.5%台に乗って、「ドルはもっと買われてもいいのに?」 って思ったFX投資家も多かったはず!? それについて日経QUICKが解説してくれてました!
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日米10年債の利回り格差は2%以上開き(14日)、素直に金利差に反応するならば、円は90円台も――。(ただ)ブッシュ減税の延長で、2011年の米財政赤字は1.2兆ドルから1.5兆ドルに拡大する見込み。 財政悪化や将来のインフレ懸念の高まりは通常 「悪い金利上昇」 と受け止められ、ドルを買う理由に乏しい。
一方で、11月小売売上高など米景気指標が改善傾向を示していることから、「“良い金利上昇” へのすり替えが起こっている」 と読む市場関係者も――。 悪い金利上昇か、それとも良い金利上昇? その解釈によって対ドルでの円相場の行方も大きく変わってくる。
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米国の景気回復見通しに基づく金利上昇でないだけに、足元で見えるドル買い基調を、「ドル復活」 と捉えるには時期尚早のようですネ(*’-^)☆
さて、今夜このあとの注目イベントは・・・
22:30 11月消費者物価指数 / 12月NY連銀製造業景気指数
23:15 11月設備稼働率 / 11月鉱工業生産
24:00 12月NAHB住宅市場指数
╋╋ Tokyo/London Financial Market Summary ━━━━━━━━━ ╋╋
(14日17:00) ⇒ (07:00) ⇒ (17:00) ⇒ (19:55)
USDJPY = 83.37-38 ⇒ 83.65-70 ⇒ 83.94-95 ⇒ 84.00-05
EURJPY = 112.18-22 ⇒ 111.85-90 ⇒ 111.63-67 ⇒ 111.70-75
GBPJPY = 132.40-45 ⇒ 131.95-00 ⇒ 131.95-00 ⇒ 131.75-80
EURUSD = 1.3455-56 ⇒ 1.3375-80 ⇒ 1.3298-00 ⇒ 1.3290-95
◇ 日経平均株価終値: 6.99▼0.07%の10,309.78円。 TOPIX: 0.53△0.06%の902.42。
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[15日昼のBlog] ―― 「3.5%台乗せ」も毎度おなじみ! 小幅で推移? ――
FOMCでは金融政策の維持を決め、FRBの声明ではほぼ予想通りとはいえ、どっちつかずの内容にマーケット反応は様々だったようですネ(+。+)~~
・・・ (略) ・・・
(債券は売られ(利回り上昇)てドルが堅調に推移したNY市場) 東京外為市場もその流れを引き継いでるけど、今週は特に見慣れた毎度おなじみの小幅な動き\(+×+)/・・・ せっかく日銀短観で大企業製造業業況判断指数(DI)が7期ぶりに悪化とか、米10年債利回りが3.5%台乗せ(時間外)など、円相場に悪材料が出てるのに反応薄(>_<) これじゃあ、コメントも尽きたって感じ┐(´.`)┌ ・・・ ちなみに、大企業製造業の10年度想定為替レートは1ドル=86.47円(前回89.66円)(〇ο〇)