時系列に沿って・・・
◇18:00 = ECB理事会の政策金利発表@20:45 を前にして、「おいおい、ここで持ち高調整ってか!?」 と意外なタイミングでの円買いに、「これって、フェイント?」 それとも、「ユーロ急騰に備え、エネルギーを溜めるための調整」 ・ 「材料出尽くしを先取り」 と半信半疑。
・・・ 一時、ドル円は84.91、ユーロ円は121.18、そしてポンド円も138.56にワンタッチ! と想定したよりも早めに始動した円の買い戻しにバタバタしちゃった!
◇20:00 = ポンドは、MPCの「Repo Rate0.50%、資産購入枠2000億ポンド据え置き」決定に、「BOEはいつになったら低金利政策から転換を図るの?」 と売り先行! また、ECBの利上げ(ポンド安)は英国にとって「輸出にメリット」と、「輸入物価上昇」の思惑を上回り、ポンド売り先行も、ポンド円は上昇。
◇20:45 = そしてECB理事会は、市場の予想通り09年5月7日の利下げから 「Refinancing tenderを25bp引き上げ1.25%に!」 ・・・ユーロ買い先行も、トリシェECB総裁の会見を控えて、ドル円の反応は限定的!
◇21:30 = 米新規失業保険申請件数は38.2万件(市場予想38.5万件)でユーロドルにブレ!
◇21:30 = トリシェECB総裁は会見で、「経済は不透明も、成長見通しのリスクは均衡」・「インフレリスクは上向き」 ・・・ 発言の真意を読み解こうと、ユーロドルは1.43ちょうどを挟んで、ドル円は85円前半で膠着も、「段階的な利上げの始まりでない」と追加利上げ観測が後退、そして、ギリシャ、アイルランドに続きポルトガルがEUに支援要請(800億ユーロ?)かとユーロ売りへ…。
・・・ さてこの先、わたし的には “79円75銭” というこれまでの“円の最高値” の記念日・「4月19日」に注目し、桜が散る頃からは円反撃(?)と春眠をむさぼっちゃいます!
* ECB Press Conference
http://www.ecb.int/press/pressconf/2011/html/is110407.en.html
* BOE News Release
http://www.bankofengland.co.uk/publications/news/2011/037.htm
╋╋ Tokyo/NYK Forex Market ━━━━━━━━━━━━━ ╋╋
(06日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (17:00) ⇒ (22:40)
USDJPY = 85.03-05 ⇒ 85.45-50 ⇒ 85.24-26 ⇒ 85.05-10
EURJPY = 121.58-62 ⇒ 122.45-50 ⇒ 121.77-81 ⇒ 121.35-40
GBPJPY = 138.80-85 ⇒ 139.55-60 ⇒ 139.15-20 ⇒ 138.60-65
EURUSD = 1.4298-00 ⇒ 1.4330-35 ⇒ 1.4285-87 ⇒ 1.4265-70
(一部修正)