S＆Pによる「米国のアウトルック “Stable ⇒ Negative”」（18日）という初めての下方修正もあって、ドルは一人負け。 そしてドル円につられてクロス円でも円が堅調に推移した今週の為替相場!
15日NY ⇒ 22日NY:
USDJPY=　83.10 ⇒　81.85　　EURUSD= 1.4425 ⇒ 1.4555
EURJPY= 119.95 ⇒ 119.25　　GBPJPY= 135.70 ⇒ 135.15
来週、そして大型連休を挟んでこの流れは進行するか?　それとも反転か?　ちょっと気になったので、過去3年間の「連休前と後」の円相場をチェックしたら・・・
2008/4/28 ⇒ 5/7　USDJPY=104.15 ⇒ 105.00　　EURJPY=163.05 ⇒ 162.75
2009/4/28 ⇒ 5/7　USDJPY= 96.40 ⇒ 98.91　　EURJPY=126.75 ⇒ 131.09
2010/4/28 ⇒ 5/6　USDJPY= 93.25 ⇒ 93.59　　EURJPY=122.99 ⇒ 119.76
・・・ イベント的にも期間中にビックなニュースが飛び出してました!
2008/4/30
・FRBはFF金利の誘導目標を0.25％引き下げて年2％と決定
・日銀は政策金利の誘導目標を現行の年0.5％に据え置きを決定
2009/5/1
・クライスラーが連邦破産法11条（日本の民事再生法に相当）の適用を申請
2010/4/28
・S＆Pがギリシャとポルトガル、スペインを格下げし、名付けて “GPS” と新造語が誕生。
さて、今年の 「前と後」 では、円の景色はどう変わってるのか? ・・・ バーナンキFRB議長自らが記者会見する超一級のイベント・FOMC（27日）と同氏の講演（29日）、そして米1-3月期GDP（28日）が5月前半のドル相場を決定づけるんだろうけど、侮れないのが英ロイヤルウエディング（29日）!　ポンドも英株式市場もご祝儀相場になるかもネ…!?