08:50 4-6月期GDP速報値(内閣府)は前期比マイナス0.3%(市場予想-0.6%)、年率でマイナス1.3%(同-2.4~-2.5%)と3四半期連続のマイナス成長。 GDPデフレーターは前年同期比マイナス2.2%(同-1.7%) ・・・ そして先週末のNY株高の流れを引き継ぎ、株価堅調で円売り先行の東京市場では、頭が重くなり始めてきて、欧米市場で(今週中)何かありそうな予感!
っていうのも、きょうは 「ニクソン・ショックから40年」 の日! ・・・ 「ブレトンウッズ体制(固定レート) ⇒ ニクソン大統領がドル防衛のため、ドルと金の兌換を一時停止(1971年8月15日) ⇒ 変動相場制の時代が幕開け ⇒ 基軸通貨・ドルの地位を維持 ⇒ 08年のリーマン・ショック ⇒ 量的緩和で新興国通貨高」 っていう為替の歴史を、“毎日jp” が綺麗にまとめてました。 一読の価値あり!
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110814k0000e020023000c.html
米国は40年たって、再び自国通貨・ドル売りを容認(?)っていう姿勢が似てる感じもするけど、一部抜粋すると・・・
◆米国は日独の輸出急増で貿易赤字拡大やベトナム戦争の長期化でインフレに直面、金保有高が激減)
◆1ドル=360円の固定為替相場制は崩壊。12月に308円で仕切り直しを図ったがドル売り圧力は強く、73年2月に円相場は再び変動相場制に追い込まれた。
◆「プラザ合意」=「双子の赤字」に苦しんだレーガン政権、85年にG5がドル売り協調介入。
◆99年には欧州の単一通貨ユーロが誕生。さらに新興国が台頭し、米国とドルの地位低下。
◆現在でも、ドルは世界の外貨準備の6割を占め、「国際間の決済の中核という意味で基軸通貨の地位を占める」
◆最近は、景気失速懸念、初めて米国債を引き下げられ、財政赤字の悪化でドル売りが止まらない構図は、ニクソン・ショック当時と重なる。
╋╋ Tokyo Financial Market Summary ━━━━━━━━━ ╋╋
(12日17:00) ⇒ (13日06:00) ⇒ (11:00)
USDJPY = 76.64-66 ⇒ 76.70-75 ⇒ 76.90-95
EURJPY = 108.84-88 ⇒ 109.25-30 ⇒ 110.05-10
GBPJPY = 124.00-05 ⇒ 124.85-90 ⇒ 125.25-30
EURUSD = 1.4201-03 ⇒ 1.4245-50 ⇒ 1.4310-15
◇ 人民元は中間値(基準値)1ドル=6.3950元と最高値更新。
◇ 日経平均株価(11:00): 78.18△0.87%の9,041.90円。 TOPIX: 4.76△0.62%の772.95。