『ビッグマック指数』(*)でみると、「今回の円高水準が極端な水準ではない」（YomiuriOnline） ですって! ・・・ ビッグマックの首都圏の価格320円を米国の価格4.07ドルで割った「ビッグマック指数」（78.62） と比べると、現在の為替水準は3％高い水準に過ぎず、「こうしたことが、日本の円売り市場介入について欧米から理解を得られないことにもつながっている」
・・・ そうはいっても当局は、先週末、円が対ドルで最高値を更新したことで、日銀は 「9月6-7日の定例の金融政策決定会合を待たずに臨時会合も検討」（asahi.com）や、財務相も「（週明けからの）マーケット動向をじっくり見極めながら、必要なときには断固たる措置をとる」（NHK）と円高の動きをけん制┐(´.｀)┌　 ってことで、『今週のFXアウトルック』 は、あすからの24時間ドラマ “円” が楽しみ!
もちろん、訪日する米副大統領（22-24日）絡みで、日米で何らかの円高対応策が出るかもしれないし、26日のバーナンキFRB議長講演を前にして、マーケットも当局も積極的に動きづらいとは思うけどネ?!
(*) 購買力平価として、マクドナルドが世界中で販売しているビッグマックを尺度に、英経済誌「エコノミスト」が発表している。