バーナンキFRB議長は、“2部構成” の演出でマーケットをかく乱! ・・・ （Part1）具体的な金融政策の言及がなく、株式に失望売り、ドルは買い先行(*)　（Part2）「追加金融緩和は次回FOMCで検討」示唆で、株価反転・上昇に、ドル売り優勢で引けた週末のNY市場。
(*) NYダウは講演直後に一時220ドル落下、ドル円は77.07ワンタッチ。
・・・ 想定したシナリオとは微妙～にズレた前夜の為替相場に、ちょっと修正で手間取ったけど、2時間ほどの間の小気味よい “乱高下” の展開は楽しめましたネ!
ちなみに、カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム（25-27日 @ワイオミング州ジャクソンホール） で講演したバーナンキ議長は、景気を刺激するために 「追加金融緩和は引き続き検討」・「FRBは幅広い政策手段を持つ」 と、2日間に延長（9/20-21）される次回FOMCでの “動” の姿勢を予告したことで、追加措置を巡ってはミステリアス含みで、お楽しみは先送り!
╋╋　NYK Financial Market Summary　━━━━━━━━ ╋╋
　　　　　(26日17:00)　⇒ (06:00)
USDJPY =　77.04-06 ⇒　76.60-65 (76.50~77.07)
EURJPY = 111.15-19 ⇒ 111.10-15、一時110.11
GBPJPY = 125.60-65 ⇒ 125.40-45、一時124.51
EURUSD = 1.4427-29 ⇒ 1.4495-00 (1.4328~1.4502)
◇ ダウ工業株30種平均終値: 134.72△1.21％(11,284.54)。 ナスダック: 60.22△2.49％(2,479.85)。 S&P500: 17.53△1.51％(1,176.80)。 FTSE百種総合株価: 1.18▼0.02％(5,129.92)。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近10月物終値: 85.37ドル/バレルと小幅続伸。 金COMEX12月物終値: 1797.3ドル/tozと続伸。