前日、ギリシャの債務減免協議難航にユーロ売りが優勢だったLDN市場も、NY市場では米週間新規失業保険申請件数の減少に、リスク回避の動きが後退してユーロに買い戻しが入ったまま、きょうの米1月雇用統計控えて様子見モード入り ・・・ そんな流れを引き継いで、東京市場も雰囲気は同じく方向感に欠いた為替相場。
そして欧州市場では、EURUSDは一時1.3186、EURJPYは100.53タッチ ・・・ 18:30 1月サービス業PMIは56.0（市場予想53.3）, 19:00 12月小売売上高は前月比▼0.4％（同△0.3％） でも、欧州株価がプラスに転じ、ポンドがリードしながらドル売り・円売り先行で推移┐(-_- )┌
さて、注目の雇用統計 ・・・ 日米の金利差縮小の思惑で売られてたドル円だけど、今夜のドラマはどっちに転ぶか!　12月の数字はX’mas商戦という季節要因も寄与してポジティブサプライズの数字が飛び出したけど、1月もADP全米雇用リポートや新規失業保険申請件数の結果から強気の予想が目立つだけに、コケちゃって、オプション絡みで厚いとされる76円ちょうどの壁が破れれば、いっきに円の最高値更新劇が見られるかもネ(^o^)／
ただ、前日のバーナンキFRB議長の米財政再建を促す 「長期金利 “上昇” 見通し」 という異例の指摘が、先々ボディブローのように円高論者に効いてくるかも┐(´.｀)┌
ちなみに、市場予想は：
01月雇用統計（労働省）　市場予想　　　　　　（前回の結果）：
・非農業部門雇用者数　＝　前月比＋12.5～15万人（前月比△20.0万人）
・失業率　　　　　　　＝　8.5％ 　　　　　　　（8.5％）
・民間部門雇用者数変化＝　前月比＋16.0万人 　（前月比△21.2万人）
・製造業雇用者数変化　＝　前月比＋1.3万人 　　（前月比△2.3万人）
22:30 雇用統計
24:00 1月ISM非製造業景況指数（市場予想53.2）
24:00 12月製造業受注指数（同△1.5％）
バーナンキFRB議長が下院予算委員会で証言
ところで、パナソニックの決算発表で 「12年3月期の連結純損益は、過去最大の▼7800億円に赤字拡大の見通し（前期△740億円）… これまでの最悪は02年3月期の▼4277億円」
・・・ 5兆9653億円を売り上げても赤字とは、国内製造業の現状って厳しいんですね(>_<)　ちなみに、松下幸之助氏夫婦の人生を描いた・筒井道隆さんと常盤貴子さんが演じた昨年10月のNHKドラマ 『神様の女房』 が感動的で面白かっただけに、「頑張れ、パナソニック!」 って応援しちゃいます。
╋╋　Tokyo/London Financial Market Summary　━━━━━━━ ╋╋
　　　　　(02日17:00)　⇒ (07:00)　⇒ (17:00)　⇒ (21:01)
・USDJPY =　76.12-14 ⇒　76.20-25 ⇒　76.18-19 ⇒　76.25-30
・EURJPY = 100.36-40 ⇒ 100.15-20 ⇒ 100.16-20 ⇒ 100.30-35
・GBPJPY = 120.55-60 ⇒ 120.40-45 ⇒ 120.60-65 ⇒ 120.65-70
・EURUSD = 1.3184-86 ⇒ 1.3140-45 ⇒ 1.3148-49 ⇒ 1.3155-60
（一部修正）
◇ 日経平均株価終値: 44.89▼0.51％の8,831.93円。 TOPIX: 1.76▼0.23％の760.69。