謎のユーロ買い!その訳は…


いうまでもなく、今年に入ってからのユーロ相場の堅調ぶりは七不思議だけど、足元での上昇基調について・・・
△欧州債務問題への関心の低下
△ユーロは、リスク選好で高利回りを求める「リスクマネー」の受け皿に。
△中東情勢悪化という政治要因による原油高で、産油国のドル保有の比率が上限に達し、「ドルの代替として流動性が高いユーロが買われている」
△1月中旬に1.26ドル台まで売り込まれたユーロは、売り方の買い戻しを巻き込んだ実力以上(?)のユーロの戻り相場の展開。
そして一方、ユーロの不安要因としては・・・
▼ギリシャはきょうにも民間投資家に(ギリシャ国債の元本を「自発的に」53.3%削減する)債券交換を呼びかける見通し。
▼G20財務相・中央銀行総裁会議@メキシコ(25-26日)で、危機回避に向けた具体策が打ち出されるとの期待は乏しい。
▼ギリシャ問題は緊縮財政の実施と経済の再構築の間に「妥協の余地はない」と、昨日ドラギECB総裁が指摘。
▼景気後退局面での緊縮財政策の強行は、「税収の減少を通じてさらに財政悪化」とマーケットに警戒感を誘いかねない。
ちなみに、「東京市場で円の対ドル相場は、きょうで “16日続落” と1980年以降で最長の続落記録更新中!」 ・・・ 欧州市場で、ドル円は一時80.71と昨年7月11日以来、ユーロ円は108.16と昨年11月4日以来の円安水準! この円安基調について・・・
▽日本の貿易収支や財政の悪化
▽外貨建て投資信託の設定
▽日銀の追加金融緩和 vs FRBのQE3観測後退
(日経/一部抜粋)
・・・ 株価上昇は嬉しいけど、それにしてもスイスが堅調な割りに情けない円┌(。>_<)┘  円高論者としては、自分を見失うほどにショッキングな円相場の推移\(+×+)/
このあとのNY市場では…?
@23:55 2月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値(市場予想73.0)
@24:00 1月新築住宅販売件数(同31.5万件)
@24:45 サンフランシスコ連銀総裁が講演
@25:35 セントルイス連銀総裁が講演
@27:30 フィラデルフィア連銀総裁が講演
@27:30 ダドリーNY連銀総裁が講演
╋╋ Tokyo/London Financial Market Summary ━━━━━━━━ ╋╋
      (23日17:00) ⇒ (07:00) ⇒ (17:00) ⇒ (21:34)
・USDJPY = 80.11-13 ⇒ 79.95-00 ⇒ 80.56-57 ⇒ 80.50-55
・EURJPY = 106.33-37 ⇒ 106.95-00 ⇒ 107.74-78 ⇒ 108.05-10
・GBPJPY = 125.65-70 ⇒ 125.90-95 ⇒ 126.70-75 ⇒ 127.20-25
・EURUSD = 1.3273-75 ⇒ 1.3370-75 ⇒ 1.3374-75 ⇒ 1.3420-25
(一部修正)
◇ 日経平均株価終値: 51.81△0.54%の9,647.38円。 TOPIX: 4.94△0.60%の834.29。

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