注目された日銀の金融政策決定会合の結果は、“サプラ～イズ狙いのプチ・追加緩和” に、円急落も一時的＼(+×+)／
わずかながら円売りの巻き戻しが先行してた午前中の東京市場 ・・・ 韓国も政策金利を3.00％に25bp引き下げと各国で利下げが相次ぐなか、日銀の 「短期国債買い入れ5兆円増額」 決定でやっと弾みがついたドル円やクロス円も、勢いは欠いてる感じ。 小出し(*)はダメですネ!
(*)「金融資産買い入れ基金の規模70兆円は据え置きも、短期国債とCPの買い入れにおける入札下限金利（現在0.1％）を撤廃」・「ゼロ回答ではなかった」（日経）
【追記】資産買入等基金の見直しで、「固定金利方式の資金供給オペレーションを25兆円（▼5兆円）、短期国債の買入額を9兆5000億円（△5兆円）と総額70兆円枠に変更なし」 ・・・ ってことで、追加緩和じゃないそうですね┌(_ _)┐
その前の局面では、 雇用統計・6月就業者数＝▼2.7万人（市場予想±0.0万人）／失業率＝5.2％（同5.2％）・・・ この結果に “オージー急落劇” がみられたりと、きょうの天候同様にちょっと荒れ気味のマーケットですネ!
ちなみに、前日のNY外為市場では、オプション絡みのドル買い・円売りや日銀のサプライズな演出を想定した 「仕掛けの円売り」!　 さらに、追加緩和でメンバーの意見が割れてるとのFOMC議事要旨に “早期の追加緩和は期待薄” とNY勢は株価続落・ドル買いで反応、思惑先行で思わぬ方向へ動いちゃった(+｡+)
さて、きょう欧米市場で気になるイベントには・・・
17:00　7月ECB月報
18:00　イタリア短期国債入札
18:00　5月鉱工業生産（同±0.0％）
21:30　新規失業保険申請件数（同37.0万件）／6月輸入物価指数（同▼1.8％）
25:00　ドラギECB総裁が講演・会見
26:00　30年物国債入札
27:00　6月財政収支（同▼600億ドル）
28:40　サンフランシスコ連銀総裁が講演
╋╋　Current Tokyo Financial Market　━━━━━━━━━━━ ╋╋
　　　　　　(11日17:00)　⇒ (06:00)　 ⇒ (13:01)
・USDJPY =　79.31-32 ⇒　79.75-80 ⇒　79.70-75
・EURJPY =　97.30-34 ⇒　97.60-65 ⇒　97.55-60
・GBPJPY = 123.25-30 ⇒ 123.60-65 ⇒ 123.65-70
・EURUSD = 1.2268-69 ⇒ 1.2235-40 ⇒ 1.2235-40
◇ 日経平均株価(13:01): 59.09▼0.67％の8,791.91円。 TOPIX: 4.34▼0.57％の752.95。