円安のトレンド化「ドル円だけ上昇?」それとも…


欧米で金融緩和の流れが後退するなか、政府・日銀はさらなる緩和策でデフレ脱却と円高修正を試みようとする姿勢の違いに、マーケットではすっかり円売り・株高がトレンド化!
今週のドル円は、接近中の “Double No-Touch Option”(上限86.75⇔下限90.75)がブレイクすればハチャメチャになりそうだし、ユーロは来週末のドイツ地方選(20日ニーダーザクセン州議会選挙)を意識した落ち着かない展開になるのかな?!
ところで、きょうの日経ヴェリタスに、『アベノミクス “期待値7円” 埋まるか』・・・ 「ヘッジファンドなどの影響を取り除くと1ドル=82円」 が妥当ですって!
・・・「(現在の)89円との差である “7円分” は投機筋などによるアベノミクスへの “期待値” ―― 欧米の機関投資家(年金基金)などが円売りを続ければ “7円” を埋めるが、反対に 『大胆な金融緩和』 への期待が剥げ落ちれば、円高へ…?」
ちなみに、CMEの通貨先物市場では、8日時点で 「投機筋の円の対ドルでの買い持ち高を積み増し、さらに、売越幅は前週比▼6,421枚(74,096枚)と、4週連続の縮小」(日経) ですって♪
一方で、『日銀 “変身” 確認なら 円安の流れ後押し』 ・・・ この先、21-22日の日銀会合、安倍首相の “実行力”、そしてヘッジファンドや機関投資家の動向にもWatch out!

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