一時、マーケットの絶対的テーマだった「新興国からのマネー逃避」や「中国の金融システム不安」、「ウクライナ問題」がシュリンクして、先週は “ゼロ金利” を巡って、「ECB理事会と米3月雇用統計」っていう2大イベントが注目されましたネ!

・・・ どちらも為替レートの乱高下を演出したけど、結果を見るとECBは利下げしなかったのにユーロ売り、米国の雇用環境は順調に回復っていう数字には円全面高。

どうも、足元のキーワードは “インフレ率” っぽい感じが?! ・・・ ユーロ圏の3月消費者物価上昇率は前年同月比△0.5％、米国は△1.1％、そして日本では△1.5％と、日米欧当局がメドとしてる2～3％には程遠い数字┐(-_- )┌

週明けの日銀会合（7-8日）ではあらためて “2年で2％” っていう黒田日銀の強気なシナリオを聞かされることになりそうだけど ・・・ 消費増税のオカゲでユーロ同様、マーケットによる追加緩和を促す催促相場に円が巻き込まれる可能性も!?

・・・ ってことで、「これまでは会見終了まで発言内容の報道は禁じられたけど、今回からリアルタイムで伝えられる」 そうで、8日の東京市場は総裁会見の “一問一答” にマーケットは推測も交えてストレートに反応しそう♪

ちなみに、市場関係者による9月末までの日本株とドル円の見通しが日経ヴェリタスに掲載されてたけど、各氏まちまちのシナリオ（日経平均12,000～16,000円, USDJPY100～110円で推移）を披露してて、それだけこの先のマーケットは不透明! ってことなのかも?

・・・ “yours派” のわたし的には、97～107円っていうレンジでドル円と対峙するとともに、『「FRB病棟」から退院　米株式市場』（産経ニュース*） そんな強気なリポートに誘発されて日本株も上昇! っていう虫がいいピクチャーを描きたいな(^_-)☆
（*）http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140406/fnc14040613230000-n1.htm