「日銀、3つの誤算 ――(1)円安でも輸出が伸びず、景気回復に弾みがつかない (2)消費税増税後に落ち込んだ個人消費 (3)原油安で消費者物価指数の上昇率が1%割れ。
ECBは(ユーロ圏の景気悪化に)1月にも決めるといわれてる量的緩和に、効果はないかもしれないけど、中銀として何もしないわけにはいかないっていう姿勢。
FRBは(原油下落で)追い込まれたプーチン大統領が暴発という地政学リスクを警戒。 そして “Couple of Meetings” は利上げしないと明言したイエレン議長会見で、3月利上げは消えた――」 っていう『世界の中銀 迷路はまだ続く』(日経ヴェリタス/「放電塔」一部抜粋)
・・・ 各国・地域中銀の金融政策の舵取りは2015年も綱渡りっぽく、FRBに至っては、「”0.875 ~ 1.125%” の幅で来年は複数回の利上げも? ―― 4月以降は “臨戦”」 その分、為替相場は今年同様に荒っぽい展開になって、FXトレーダーは何回となく乱気流に巻き込まれちゃいそうですネ\(+×+)/
ちなみに、『原油安発 世界揺らすリスクオフ』――「ルーブルなお不安定、”フラジャイル7(脆弱な7通貨)警戒」 ですって! その “Fragile7” って呼ばれる通貨とは、「ブラジルレアル/インドルピー/インドネシアルピア/トルコリラ/南アフリカランド(フラジャイル5)+ ロシアルーブル/マレーシアリンギット」(日経ヴェリタス)
また、「欧州債務危機の震源地となったギリシャが再び世界の金融市場を揺さぶろうとしている ―― 同国大統領の後任を選ぶ議会投票で、23日の第2回投票でも選出できないのが確実視され、3回目で “180票” を獲得できなければ、解散・総選挙」 ですって! ユーロ離脱を脅し文句に、野党議員に “賛成” を促してるようだけど、果たして┐(-_- )┌