大統領選挙が邪魔するドル円上昇!


米10月の雇用統計は、平均時給=$25.92、前年比△2.8%と09年6月(△2.9%)以来の高水準となるなど、評価はまずまずってとこだったけど、なんせ非農業部門雇用者数が市場予想に届かなかったこともあって、FOMCに続いて反応薄のドル円(*゚ー゚*)

でも、これでハッキリしたことは、目先、マーケットは何よりも来週8日の大統領選挙に神経質になってるってこと!? ・・・ 米大統領がスンナリ決着すれば、FRBによる「12月の利上げ」や、その後の「追加利上げペースと利上げ幅」をテーマにするマーケットに戻って、そのベースとなる雇用統計の数字が再評価されるかも?!

ただ一方で、仮に混戦が予想されてる激戦州で開票が順調に進まなかったり、混乱を見せるような状況にでもなったら、「追加利上げ」を邪魔する不透明感の再燃で、9日の東京市場は円高進行も(б。б)

・・・ ってことで、前夜のblog『ドル反発も、究極のドル円戦略2017♪』で描いたシナリオは、9日のデイトレにもSelling Climaxでイケそう!? っていう来週へto be continued(^o^)/

US 10月雇用統計(労働省) 結果 市場予想 前回 ⇒ 修正
失業率 4.9% 4.9% 5.0%
非農業部門雇用者数 前月比△16.1万人 △17.3~17.5万人 △15.6万人 ⇒ △19.1万人
民間部門雇用者数 前月比△14.2万人 △16.7万人 ⇒ △18.8万人
製造業雇用者数 前月比▼0.9万人 ▼0.4万人 ▼1.3万人 ⇒ ▼0.8万人
平均時給 前月比△0.4% △0.3% △0.2% ⇒ △0.3%
政府部門雇用者数 前月比△1.9万人 ▼1.1万人 ⇒ △0.3万人
 
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┃ NY Financial Market Summary
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3日 17:00 ⇒ 4日 06:00 ⇒ 17:00 ⇒ 21:20 ⇒ 6日 05:55
USDJPY 102.65-70
(102.55~103.44)
102.97-02
(102.88~103.31)
103.23-25
(102.85~103.35)
102.94-96  103.08-09
EURJPY 114.15-20 114.35-40 114.55-59 114.38-41  114.82-84
GBPJPY 126.77-82 128.33-38 128.70-75 128.63-68  129.04-07
EURUSD 1.1120-25
(1.1092~1.1126)
1.1103-08
(1.1060~1.1120)
1.1096-98
(1.1088~1.1109)
1.1110-13  1.1138-40
 

・USDJPY=102.86~103.30
・EURJPY=114.87タッチ
・GBPJPY=129.46と10月7日以来の高値
・EURUSD=1.1080~1.1143と10月10日以来の高値
・GBPUSD=1.2555と10月7日以来の高値
・USDCHF=0.9681と9月30日以来の安値

◇NYダウ終値: 42.39▼0.24%(17,888.28), 8月上旬の7日続落以来の7日続落で, 7月5日以来の安値. Nasdaq: 12.04▼0.24%(5,046.37), 9日続落で7月19日以来の安値. S&P500: 3.48▼0.17%(2,085.18), 9日続落で6月29日以来の安値.
◇FTSE100: 97.25▼1.43%(6,693.26), 5日続落で9月14日以来の安値. DAX: 66.75▼0.65%(10,259.13), 6日続落で8月4日以来の安値.
◇NYMEX原油先物WTI12月物終値: $44.07/barrelと続落(▼0.59), 43.57と9月20日以来の安値, 5日続落. 金COMEX12月物終値: $1304.5/tozと反発(△1.2).
(一部修正)
◆フィッシャーFRB副議長「労働市場は完全雇用に近い。インフレは2%目標を超える可能性がある。市場が12月利上げを織り込んでいることは認識している」(REUTERS)
◆『ユーロ圏インフレ率、3月までに(0.5%⇒)1.3%に上昇=ECB副総裁』(REUTERS)


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