日銀会合の結果発表前までは、前日のNY市場の流れを引き継いで円は軟調、日本株は前日終値を挟んで推移も ・・・ 小細工なしの “現状維持” 決定が「円売り・株高」を誘発! そして、黒田日銀総裁の緩和継続発言を受け、ドル円は118円台回帰!
・・・ LDN市場でも米金利上昇もあって基調変わらず、USDJPY=118.24、EURJPY=122.79、GBPJPY=146.35タッチ、っていう今日ここまでのマーケット!
「円安というよりドル高で、驚くような水準でない」・「いまの時点で円安が進みすぎて問題になるとはみていない」・「(ETFの買い入れに)「今の時点で購入を減らすという判断は適切ではない」・「(景気判断)前回対比で判断を一歩進めた」・「海外金利上昇に応じた引き上げはない」(日経/一部抜粋)@黒田総裁の会見
ところで、足元、オーバーシュート気味といわれる「ドル高・株高」ステージだけど ・・・ FOMCも通過し、X’mas前に、ひとまずトランプ米大統領誕生前後からスタートしそうなご祝儀相場に備えて、ザックリと利益確定の動きがあってもよさそうなのに、ほんの休憩程度にとどまりそうな底堅いドルと米株!
きのう『緩い円の戻り!年内の注目点2つ!』ってblogしたけど、忘れちゃいけない “Dow Jones Industrial Average(ダウ工業株平均)算出スタート(1896年)” から120年の今年、「2万ドル台に乗せる?」ってのも楽しみ♪ ・・・ トランプ相場で駆け上がる「ドルと米株価」が、さらなる「円安・日本株高」へと導くかo(б。б)☆゛
ちょっと興味深いトピックとして ・・・「1万ドル突破時はどうか ―― ITバブル真っ盛りの1999年3月29日に初めて1万ドル突破。年末にかけて上昇、翌00年1月14日には1万1722ドルまで上昇 ―― それをピークにITバブルの崩壊とともに、02年10月には7,286ドルまで下落。
半面、アノマリー(経験則)には、例年、年末にかけて米株式相場が強含む “サンタラリー” は有名 ―― トランプ氏の経済政策の効果をいち早く織り込み、ダウ平均の2万ドル達成に向けてじわりと歩を進める株式市場」(日経/一部抜粋)・・・ さ~て、「2万ドル達成」あとのNYダウは?
ちなみに、在トルコ米国大使館前で@アンカラ 発砲事件があったようだけど ・・・ NY Timeでのイベントは 22:30 10月卸売売上高(市場予想・前月比△0.5%) だけだし、これ以上 “伏兵” が現れなければ、マーケットトレンドはこのままこのまま!?
┃ Current Tokyo-London Financial Market
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17日 07:00 ⇒ | 19日 17:00 ⇒ | 20日 07:00 ⇒ | 17:00 ⇒ | 18:02 | |
USDJPY | 117.90-95 (117.46~118.40) |
117.34-35 (116.97~117.97) |
117.07-12 (116.55~117.40) |
117.88-90 (116.99~117.96) |
118.17-19 |
EURJPY | 123.20-25 | 122.81-85 | 121.78-83 | 122.49-53 | 122.73-75 |
GBPJPY | 147.32-37 | 146.51-56 | 145.12-17 | 145.95-00 | 146.21-24 |
EURUSD | 1.0447-52 (1.0400~74) |
1.0466-67 (1.0443~80) |
1.0402-07 (1.0393~1.0452) |
1.0391-92 (1.0376~1.0417) |
1.0386-88 |
◇日経平均株価終値: 102.93△0.53%(19,494.53), 15年12月7日以来の高値. TOPIX: 3.30△0.21%(1,552.36), 15年12月17日以来の高値. JPX400: 35.12△0.25%(13,912.64), 15年12月30日以来の高値.
◇ハンセン指数: 103.62▼0.47%(21,729.06), 8月2日以来の安値. 上海総合指数: 15.21▼0.49%(3,102.88), 11月2日以来の安値.