まずは前日の海外市場 ・・・ 先週末のオーストリア議会選（極右・自由党が第2党に躍進）やドイツでの州議会選（メルケル首相陣営敗れる）の結果、さらにスペイン・カタルーニャ自治州の独立問題（スペイン政府、19日までの独立宣言撤回を要求）など欧州政治の不安定化を悪材料に、ユーロが売られたり・・・

NY市場では、メイ首相とユンケル欧州委員長が非公式夕食会合も、早期の通商協議入りのメドは立たず、「無秩序離脱」懸念が高まったり・・・

『米国と北朝鮮の当局者がモスクワで会談の可能性－インタファクス』（Bloomberg）の報道あとに「北朝鮮が否定」（CNN）、さらに『トランプ米大統領、イエレンFRB議長と19日会談へ』（REUTERS）も、次期議長人事で『テーラー教授（スタンフォード大教授／元財務次官）、FRB議長職後任面談でトランプ氏に好印象』（Bloomberg）との本命説も浮上!

・・・ っていう様々なニュースが飛び交い、憶測相場になっちゃって、それでもちゃっかり「円安／欧米株高・最高値更新」でCLOSE!

この流れを受け、きょうの日経平均も11連騰(^^♪ ・・・ ただ、きのうからの米韓海上共同訓練（5日間）や明日からの中国共産党大会開催（きょうの中国市場で｛株・国債・人民元｝トリプル安）などが注目されるなか・・・

衆院選も中盤戦入りで、そろそろ退け時とばかりに利益確定・いったん調整を模索する動きも見え隠れ（日経平均：△138円～▼24円）・・・ もしかして、きょう、それとも明日が「日本株高＝円高」のラストステージ?!

ちなみに、 ＠17:30　9月消費者物価指数＝前月比△0.3％・前年比△3.0％（市場予想通り／伸び率が12年4月以来の高水準）にもかかわらず、カーニーBOE総裁の「10月のインフレ率、天井を打つ公算」＠議会証言や、MPCメンバーの「英利上げ、近いうちに賛成票を投じる準備できていない」（REUTERS）でポンド落下!

20:00　7-9月期決算: Morgan Stanley
20:30　7-9月期決算: Goldman Sachs
21:30　9月輸入物価指数（市場予想・前月比△0.6％）／輸出物価指数（同・前月比△0.5％）
22:15　9月鉱工業生産（同・前月比△0.2％）／9月設備稼働率（同76.2％）
23:00　10月NAHB住宅市場指数（同64）
26:00　フィラデルフィア連銀総裁（FOMCメンバー）が講演
7-9月期決算: IBM

◇ 日経平均株価終値: 80.56△0.38％（21,336.12）、15年5月15日-6月1日（12日続伸）以来の11日続伸、1996年11月27日（21,345.28）以来の高値.
◇ TOPIX: 4.19△0.24％（1,723.37）、07年7月26日（1,737.18）以来の高値. JPX400: 53.38△0.35％（15,243.95）、15年8月10日（15,251.93）以来の高値.
◇ ハンセン指数: 4.69△0.02％（28,697.49）、07年12月以来の高値. 上海総合指数: 6.43▼0.19％（3,372.04）.