トランプ政権の保護主義的な政策やコーン氏辞任を嫌気がされ、米株は反落も ・・・ 米景気好調が示された “数字” とベージュブック(物価、全地区で上昇・賃金の伸び加速)を材料に、ドル円+クロス円が底堅く推移した前日のNY市場!
ただ、きょうのECB理事会を控えて、積極的なポジションメイクには至らず、そしてたまたま明け方@28:00 に悪くない内容のベージュブック公表がスケジュールに組み込まれてたことで、崩れなかった為替相場とも見て取れますね!?
きょうはECB・ドラギ発言で「ユーロ」、あすの東京市場はメジャーSQと日銀会合で「円」、その夜は米雇用統計で「ドル」がそれぞれのステージで乱舞しそう? ・・・ ってことで、このあとはポジション調整と思惑が交錯するマーケットかな!?
・・・ さて、ここまでの東京市場ではNY市場の流れを継いだものの、ドル円もクロス円も、そして日本株も買い一巡で上値の重い展開に!
ちなみに、きょうのECB理事会の注目点は、◎米国の保護主義的な通商政策がフォワードガイダンスの変更に影響? ◎量的な金融緩和拡大の文言削除? ◎ユーロ高を牽制?
日銀会合(~9日)
2月貿易収支
14:00 2月景気ウオッチャー調査・現状判断DI(市場予想50.5)
15:45 2月失業率(同3.2%)
16:00 1月製造業新規受注(同・前月比▼1.8%)
21:45 ECB理事会
22:15 2月住宅着工件数(同21.65万件)
22:30 1月住宅建設許可(同・前月比△0.1%)/1月新築住宅価格指数(同・前月比▼1.5%)
22:30 ドラギECB総裁が記者会見 … 米輸入関税強化・ユーロ高を牽制?
22:30 新規失業保険申請件数(同22万件)
┃ Current Tokyo Financial Market
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6日 17:00 ⇒ | 7日 07:00 ⇒ | 17:00 ⇒ | 8日 07:00 ⇒ | 11:00 | |
USDJPY | 106.14-15 (106.07~47) |
106.10-15 (105.91~106.28) |
105.71-72 (105.45~106.17) |
106.05-10 (105.73~106.23) |
106.12-14 |
EURJPY | 130.92-96 | 131.63-68 | 131.16-20 | 131.63-68 | 131.60-63 |
GBPJPY | 146.73-78 | 147.38-43 | 146.66-71 | 147.38-43 | 147.55-60 |
EURUSD | 1.2334-35 (1.2330~63) |
1.2402-07 (1.2387~1.2420) |
1.2407-08 (1.2406~33) |
1.2410-15 (1.2385~1.2425) |
1.2399-01 |
◇ 日経平均株価(10:58): 183.12△0.86%(21,435.84). TOPIX: 11.08△0.65%(1,715.04). JPX400: 98.00△0.65%(15,159.52).
@22:15 2月ADP全米雇用リポート=前月比△23.5万人(市場予想△20万人)
@22:30 10-12月期非農業部門労働生産性指数=前期比±0.0%(同▼0.1%)
◇ 米大統領報道官、カナダやメキシコを輸入制限から除外する可能性示唆
◇ アトランタ連銀総裁(FOMCメンバー)「通商政策で金利見通し不透明も、会合ごとに検討」
◇ EU大統領、英離脱問題の交渉指針案で「FTAのみが選択肢」特別扱いはしない