アップルの業績予想の下方修正に、時間外でダウ先物が売られ、米金利低下に、ストップロスを巻き込んで、円暴騰劇が演じられた早朝・オセアニア市場\(+×+)/
・・・ なんと、ドル円は108.88アラウンド⇒104.86と2018年3月26日以来の安値タッチ(リバウンドは107.95まで)! クロス円も売られ、EURJPY:123.54アラウンド⇒118.71(118.33?)と17年4月21日以来の安値(リバウンド~122.82)
GBPJPY:137.25アラウンド⇒131.70と16年11月以来の安値(リバウンド~135.55)、AUDJPY=70.64(70.45?)と09年4月以来の安値、NZDJPY=69.14(69.69?)と12年12月以来の安値タッチ(〇ο〇)
NY市場では、米中通商交渉の進展期待からNYダウは ▼268⇒▼398⇒△86⇒△18.78 とプラス圏で踏ん張ったものの ・・・ 「アップル、中国でのiPhone販売の減速で、18年10~12月の売上高予想5~10%下方修正(従来見通しの890億~930億ドル⇒ 840億ドル)」(REUTERS/一部抜粋)で世界経済巡る懸念浮上、円買いを誘発(+。+)
・・・ これにドル円ばかりかクロス円も暴落! わずか1分あまりの暴落ショー、薄いマーケットでの “AIのアルゴリズム売買” によるもの!? っていう見方も┐(-_- )┌ クルマの自動運転システムしかり、マーケットさえもだんだんと人の手から離れたところで形成されていきそう!?
ちなみに、ハンセン指数: 65.99▼0.26%(25,064.36)と18年10月31日以来の安値、上海総合指数: 0.93▼0.04%(2,464.36)と14年11月20日以来の安値と、香港・中国株は小幅ながら続落 ・・・ そして欧州勢は、円売り参入も上値が重い展開に┐(´.`)┌
17:55現在:USDJPY= 107.64-74
EURJPY= 122.49-59
GBPJPY= 135.30-40
EURUSD= 1.1377-82
・・・ あすの大発会を占ううえで、『米民主党、政府機関閉鎖終わらせる法案を下院で3日採択へ』(REUTERS)にどう反応するか? 月初恒例の米12月雇用統計+パウエルFRB議長の発言(4日)も控え、今夜このあとのNY勢の動向はWatch Out!
18:30 12月建設業PMI(市場予想52.9)
22:15 12月ADP全米雇用リポート(同・前月比△17.8万人)
22:30 週間新規失業保険申請件数(同22万件)
24:00 12月ISM製造業景況感指数(同57.9)
さ~て、そんな “アップル・AIショック” 絡みで2019年スタートだけど ・・・ 昨年のドル円は、年間ベースで “史上最小のレンジ(9円99銭)” を記録し、為替レートも株価も、Commodities Futuresも真っ黒な▼で1年を〆たマーケット、2018年をPlayBack!
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┃ Financial Market Summary 2018
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17年 12月29日 |
高値/安値 | 18年 12月31日 |
△▼% | |
USDJPY | 112.66-71 | (3/26)「104.56」~「114.55」(10/4) 16年11月9日以来の安値 ~ 17年11月6日以来の高値 |
109.68-73 | ▼2.65% |
EURJPY | 135.12-17 | (5/29)「124.62」~「137.51」(2/2) 17年6月26日以来の安値 ~ 15年8月28日以来の高値 |
125.82-87 | ▼6.88% |
GBPJPY | 152.22-27 | (12/25)「139.50」~「156.60」(2/2) 17年8月以来の安値 ~ 16年6月24日以来の高値 |
140.05-10 | ▼8.00% |
EURUSD | 1.1996-01 | (11/13)「1.1214」~「1.2555」(2/16) 17年6月27日以来の安値 ~ 14年12月16日(1.2570)以来の高値 |
1.1466-71 | ▼4.42% |
GBPUSD | (12/12)「1.2478」~「1.4345」(1/25) 17年4月11日以来の安値 ~ 英EU離脱を決めた16年6月24日以来の高値 |
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日経平均 | 22,764.94 | ・年間ベースで2011年以来の前年割れ(12/28) ・一時「1万9000円割れ」(12/26)17年4月25日以来 (12/25)「19,155.74」~「24,270.62」(10/2) 17年4月25日以来の安値 ~ 1991年11月13日以来の高値 ・「▼5.01%」(12/25)16年11月9日以来の下落率 ・「▼1,071.84」(2/6)16年6月24日以来の下落幅 |
20,014.77 (12/28) |
▼12.08% |
TOPIX | 1,817.56 | (12/25)「1,415.55)~「1,911.07」(1/23) 16年11月15日以来の安値 ~ 91年6月17日(1,913.15)以来の高値 |
1,494.09 (12/28) |
▼17.80% |
JPX日経400 | 16,074.10 | (12/25)「12,592.66」~「16,937.63」(1/23) 16年11月14日以来の安値 ~ 算出開始(14年1月)以来の最高値 |
13,253.37 (12/28) |
▼17.55% |
NYダウ | 24,719.22 | ・年間ベースで15年以来の前年割れ ▼5.6%と08年以来の下落率(12/31) ・「1,086.25△4.98%」(12/26) 史上最大の上げ幅更新(初の1000ドル超上昇 /これまでは「△936」08年10月13日) 上昇率は09年3月23日以来の高水準 (12/24)「21,792.20」~「26,828.39」(10/3) 17年9月7日以来の安値 ~ 史上最高値 |
23,327.46 | ▼5.63% |
Nasdaq | 6,903.39 | ・年間ベースで11年以来の前年割れ ▼3.9%と08年以来の下落率(12/31) ・「△5.84%」(12/26)09年3月23日以来の上昇率 (12/24)「6,192.920」~「8,109.687」(8/29) 17年7月10日以来の安値 ~ 史上最高値 |
6,635.28 | ▼3.88% |
S&P500 | 2,673.61 | ・年間ベースで3年ぶりに前年割れ(12/31) (12/24)「2,351.10」~「2,930.75」(9/20) 17年4月21日以来の安値 ~ 史上最高値 |
2,506.85 | ▼6.24% |
FTSE100 | 7,687.77 | (12/27)「6,584.68」~「7,877.45」(5/22) 16年7月7日以来の安値 ~ 史上最高値 |
6,728.13 | ▼12.48% |
DAX | 12,917.64 | (12/27)「10,381.51」~「13,559.60」(1/23) 16年11月4日以来の安値 ~ 史上最高値 |
10,558.96 (12/28) |
▼18.26% |
ハンセン指数 | 29,919.15 | (10/30)「24,585.53」~「33,154.12」(1/26) 17年5月8日以来の安値 ~ 史上最高値 |
25,845.70 | ▼13.61% |
上海総合指数 | 3,307.17 | (12/27)「2,483.086」~「3,559.465」(1/24) 14年11月20日(2,452.66)以来の安値 ~ 15年12月30日(3,572.88)以来の高値 |
2,493.90 (12/28) |
▼24.59% |
原油 | 60.42 | (12/24)「42.36」~「76.90」(10/4) 17年6月中旬以来の安値 ~ 14年11月下旬以来の高値 |
45.41 | ▼24.84% |
GOLD | 1309.3 | (8/15)「1167.1」~「1365.4」(1/25) 17年1月上旬以来の安値 ~ 16年8月以来の高値 |
1281.3 | ▼2.14% |
【番外編】
『世界の外貨準備 ドル比率が5年ぶり低水準=IMF』――(第3・四半期)ドルの比率61.94%と2013年第4四半期以来の低水準。円の比率は4.98%と2002年第3四半期以来の高水準。ユーロは20.48%と2014年第4・四半期以来の高水準。人民元は1.80%とIMFが人民元の統計公表を開始した2016年第4四半期以降で初めて低下(REUTERS・12/29)
※ タイトルを変更しました。